自分の顔を鏡で見たとき、以前まではなかったシミのようなものができている…
皆さんはこのような経験をしたことがありますでしょうか?
前まではなかったのに突然シミのようなものができていたらショックですよね。
実はそれはシミではなく、
「肝斑」
と、呼ばれているものなのです。
シミと肝斑はとても似ていて、ひと目見ただけではどちらなのか見分けをつけることが難しいのです。
そして、シミこの肝斑と呼ばれているものではお手入れ方法が異なっていることを皆さんご存知でしたでしょうか?
間違ったお手入れ方法をしてしまうと、逆に症状を悪化させてしまい色が濃くなってしまう可能性もあります。
今回はそのようなお悩みを抱えている方に、シミと肝斑のお手入れ方法やそれぞれの見分け方についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
肝斑とシミはどうやって見分ければ良い?
肝斑の特徴
まず1つ目の特徴として、肝斑とシミではできる場所が違います。
症状が出る場所が全く異なってくるので、1つの見分け方として覚えておくと良いでしょう。
肝斑は、顔で言うと頬骨あたりに症状が現れます。
色は少し薄く、面積は大きめのシミのようなものができます。
ただ、珍しいのですが頬骨あたり以外の別のところにできる場合もあります。
ここでのポイントなのですが、肝斑は片方だけにできるという事はありません。
大抵は左右対象にどちらともできる場合が多いので、このこともシミと肝斑の見分け方として覚えておくと良いでしょう。
シミの特徴
シミの特徴なのですが、シミは肝斑のように左右対象にできる事はありません。
シミは片方だけにできることが多いので、鏡で顔見たときに左右対象に症状が出ていなかったら、これはシミなのだと判断するようにしましょう。
しかし、シミにも様々な種類があることを皆さんはご存知でしたでしょうか?
顔や手の甲などにできてしまう老人性の色素斑だったり、小さなシミが粒状にできてしまう雀卵斑などシミにもいろいろな種類があるんです。
また、イボのような突起物のようなシミもあり、これは脂漏性角化症と呼ばれています。
遅発性両側性太田母斑というものもあるのですが、これは左右対象でできてしまうものなので肝斑との見分けがとても付きにくいです。
他のシミの種類と違って本当に見分けがつきにくいものなのですが、特徴としては真皮層にできているシミなので色は少し青みがかっているものが多いです。
肝斑とシミの見分けがつきにくいと言われているのですが、ある程度はこの特徴さえを抑えていれば見分けをつけることができます。
しかし、やはりどうしても見分けがつきにくい種類の旨味もあるようです。
ごく稀なのですが一部ではシミと肝斑が重なっているということもあるそうです。
ですので、自分でもどちらかが見分けがつかない場合はメディカルエステなどに行って、専門家の人に見てもらう方が確実でしょう。
そちらの方がやはり自分的にも安心することができますしね。
肝斑が出来てしまう原因とは?
では、なぜ肝斑はできてしまうのでしょうか?
実は、現在でもなぜ肝斑ができてしまうのかその原因は究明できていないのが現実です。
一般的には妊娠をした際や、ストレスを感じてしまいホルモンのバランスが乱れたりしたときにできるのではないかと言われているそうです。
肝斑はできてしまったらもう治る事は無いのかと不安に思っている方もいらっしゃることでしょう。
しかし、肝斑はできてしまったらもう治らないというわけではありません。
実際に生理が終わって閉経したときに肝斑の症状が治ってきたり、女性ホルモンがしっかり働き始めたときに症状が改善してきたという方も多いようです。
女性ホルモンが関係しているのではないかと言われているのですが、その証拠に年配の方には肝斑の症状が見られていないのです。
また、肝斑は避妊薬を飲むことで発症してしまったり、悪化したりしてしまうことがあるので、避妊薬を服用する際は充分にお気をつけください。
肝斑とシミにはどんな違いがあるの?
肝斑とシミにはどちらともできる原因があるのですが、その原因にも大きな違いがあります。
一般的にシミは紫外線が肌に強く当たってしまうことでできると言われています。
この事は皆さんもご存知の方が多いのではないでしょうか?
しかし、肝斑はなぜできるのか、その原因はあまり究明されていません。
現代で言われている原因の1つは女性ホルモンの乱れからできるのではないかと考えられているようです。
また、できる年齢層によっても違いがあるそうです。
シミは若い世代から年配の世代まで、男女関係なくできてしまうものです。
反対に肝斑は比較的女性の方ができやすく、年齢層も30代から40代にかけてにできやすいそうです。
シミと肝斑では全く原因が違うものなので、例えばシミなのに肝斑のお手入れをしてしまったり、逆に肝斑なのにシミのお手入れをしてしまっては全く効果がありません。
むしろ、症状が悪化してしまう可能性もあるのでお手入れ方法には充分に気をつけなければなりません。
肝斑とシミのケアの違いと注意点
肝斑とシミにはそれぞれ適切なお手入れ方法がありますので、そのお手入れ方法についてご紹介していきます。
シミは紫外線が肌に強く当たってしまうことからできてしまいます。
紫外線を浴びることでメラノサイトという成分がメラニン色素を多く分泌してしまい、肌を守るためにシミを作ってしまうのです。
肌を守る役目を終えたメラニン色素から、新陳代謝によってなくなっていくのですが、歳をとるごとに新陳代謝が落ちてしまうのでメラニン色素が肌に残ってしまいシミの原因になってしまうのです。
シミのお手入れ方法ですが、病院でのシミ治療やレーザー治療なので比較的改善されやすいものになっています。
しかし、肝斑はシミのような外的要因が原因ではなく女性ホルモンという内的要因が原因になっています。
また、肝斑には厄介なことに摩擦や紫外線などを受けること濃くなってしまう特徴があるのです。
そのまま放っておいたり、何のお手入れもなく外に出て紫外線を浴びたりすると症状を悪化させてしまう可能性があるので、注意しておきましょう。
シミや肝斑の症状を改善するためには、肝斑なのかシミなのかをしっかり見分けて、それぞれに合った適切なケアをすることが重要なポイントです。
シミにも種類がある?
シミは人目見ると同じようなものにしか見えないのですが、実はシミにもたくさんの種類がある事はご存知でしたか?
シミにもクスミのようにそれぞれに原因があって、それぞれの見え方があるようです。
そこで、女性が1番気にしているであろう肌トラブルのシミについて、その種類や原因などをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
エイジングによるシミ(色素斑)
歳を重ねるごとにできやすいシミなのですが、これは一般的に老人性色素斑とも呼ばれています。
大きさ的には数ミリから数十ミリ位で、そのまま放っておくと年数や季節ごとに色が濃くなってきます。
この老人性色素斑は、顔の頬骨よりも少し高いところにできやすいという特徴持っています。
原因
人の肌は28日周期で肌が新しく生まれ変わるのですが、その細胞が生まれずに、紫外線でできてしまったメラニンをお肌の外に出すことができないことからこのシミができてしまいます。
簡単に言うと、新陳代謝が低下したことからお肌の中にあったメラニン色素が、外に出させてもらえず色素沈着を起こしている状態のことです。
さらに、このシミの部分のところに紫外線をかけてしまうことで、より色を濃くさせてしまったり、症状を悪化させてしまうのです。
色素沈着にばがよるシミ(炎症後色素沈着)
このシミは、年齢や性別等にかかわらずできてしまうものです。
できる場所もバラバラで、ふと自分の顔を鏡で見たらこのシミが現れていたりします。
また、このシミの色は茶色から黒色から赤色まで様々です。
ただ、時間が経つにつれシミが薄くなってくる場合が多いです。
外的刺激の強さにもよりますが、傷を負っていたり、火傷をしていたりなどお肌が傷ついている部分にこのシミはできやすいです。
また、ニキビ跡が多くある人にもできやすいシミなので、若い世代の方も気をつけていなければなりません。
原因
このシミができてしまう原因の仕組みは老人性色素斑と同じです。
お肌は傷口や火傷、ニキビ跡などお肌が傷ついている部分を新しく生まれ変わらそうとメラニンをつくります。
しかし、せっかくメラニンを構成されたのに新陳代謝が低下していれば、このメラニンを外に出すことができません。
その結果お肌の中にメラニンが蓄積されてしまい、シミの原因になってしまうのです。
そばかす(雀卵斑)
頬骨や鼻の頭あたりに、小さな粒状の形で現れるのがそばかすです。
そばかすの形はバラバラで丸みのないものもあり、その多くが薄い茶色の色をしているのが特徴です。
実は、そばかすは顔以外でも現れるんです。
背中だったり腕だったり体中の至る所で見られるシミになります。
また、そばかすは他のシミ同様紫外線の影響を大変受けやすくなっています。
そのため、春から夏にかけてはそばかすの色が濃くなったり、秋から冬にかけてはそばかすの色が薄くなったりします。
原因
そばかすは他のシミと同様に新陳代謝が低下することによってできるものなのですが、遺伝が原因でそばかすができてしまうこともあります。
比較的幼い頃からそばかすができてしまう事が多いようです。
また、歳を重ねて成長するにつれ、そのそばかすが多く見られるようにもなるそうです。
思春期の時に多くそばかすができてしまうと、気分が落ち込んでしまいますよね。
誰でもできる対策方法
最初に知っておくべきこと
シミをなくそうと美白効果のある化粧品を試したり、レーザー治療を受けたりしている方も多いのではないでしょうか?
しかし、残念なことに一度シミができてしまうとそのシミを消すことができません。
これはそばかすやホルモンの乱れによってできる肝斑についても同じことがいえます。
こう聞いてしまうと、もうどうもすることができないのかと落ち込んでしまう方もいる事でしょう。
しかし、シミを消す事はできなくてもシミを目立たせにくくすることはできます。
大きさもこれ以上広げにくくする方法もあるので、そちらについて説明していきます。
ぜひお手入れ方法を学んで、日々の生活に取り入れてみてくださいね!
ターンオーバーとは
ターンオーバーはお肌の表側の生まれ変わりのことを指します。
簡単に言うと、新陳代謝のことを指しています。
新しい細胞が生み出され、古い細胞を退社することでお肌から剥がれ落とされます。
しかし、このターンオーバーが正常に働いていないと古い細胞がお肌に蓄積されてしまい、シミの原因になってしまうのです。
ターンオーバーは体の部位によっても違ってくるのですが、約28日周期でサイクルが回ると言われています。
メラニンが沈着し、シミになってしまわないためにも、このターンオーバーを正常に働かせることが対策の1つになります。
全て共通のおススメ対策
ターンオーバー(新陳代謝)のサイクルを正常に
では、ターンオーバーはどのようなことを心がけていれば、正常に働かせることができるのでしょうか。
次に、ターンオーバーを正常にするポイントについて紹介していきますので、参考にしてみてくださいね!
- 早寝早起き、毎日決まった時間に食事を食べるなど規則正しい生活を送るようにしましょう。
- 1日の疲れを残さないために、体はゆっくりと休ませてあげましょう。
- ストレス発散方法を見つけ、体の中にストレスをため込まないようにしましょう。
など、いくつかポイントをご紹介していきましたが、これらのことを日々の生活で取り入れてみてくださいね。
また、体を休ませてあげるコツとして、ゆっくり半身浴をしたり、好きな香りのアロマを使って休んだりなど、体だけではなく心も一緒に休ませてあげることが大切です。
代謝やターンオーバーを高めてあげるために、定期的にピーリングなどを行うのも良いですね。
食生活を見直す
まずは、現在の自分の食事を見直してみましょう。
塩分の濃いものや、麺類などを多く食べてはいませんか?
新陳代謝はビタミン類を多くとることで高めることができるんですよ。
ビタミンAには抗酸化作用があるので、お肌を強くしてくれる働きがあります。
これは緑黄色野菜などに多く含まれているので、野菜を多く食べるようにしてくださいね。
ビタミンCにはメラニン色素の働きを抑えたり、色素沈着を防いでくれる役割があるのでシミには効果抜群です。
紫外線などの外的要因からも守ってくれるので、キウイやイチゴなどの果物を多く摂取するようにしましょう。
生で食べるのがきついという方は、スムージーにして飲むのもオススメですよ。
また、エビやカニなどの甲殻類、鮭などにはアスタキサンチンという成分が含まれています。
この成分にはシミや肌の老化を防いでくれる抗酸化作用や、メラニンの働きを抑えてくれる働きがあるんです!
ですので、毎日の食事で野菜や果物、甲殻類を積極的に食べるようにしましょう。
1年中紫外線対策を
シミができてしまう1番の原因は紫外線です。
できてしまったシミの上からさらに紫外線を受けることで、そのシミは更に目立ちやすくなってしまうのです。
また、新陳代謝が下がってしまうことで、よりシミの色を濃くさせてしまったり、症状を悪化させてしまったりするので、新陳代謝を良くすることを心がけることが大切です。
お肌の扱いは丁寧に-
シミが気になるからといってむやみに触ったりこすってはいけません。
余計に肌が炎症してしまい、色素が沈着してしまう原因となってしまいます。
シミの症状が悪化してしまう原因にもなるので、触らずそのままにしておくことが1番です。
化粧の仕方に気を付ける
シミが目立つからといって、油分の多いコンシーラーなどのメイク用品で厚く化粧を塗ったりしていませんか?
油分の多いメイク用品を使ってしまうと、肌が呼吸できなくなり余計に新陳代謝を低下させてしまう原因にもなります。
ですので、メイクをする際は薄めにコンシーラーを使うか、使用するのをやめることをおすすめします。
まとめ
今回はシミで悩んでいる方のために、種類や原因、お手入れ方法などをご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?
シミの1番の原因は紫外線です。
外に出る時は紫外線を浴びないように、UVカットのアイテムを使用するか、日焼け止めを塗るなどして、紫外線対策を怠らないようにしましょう。
そうすることで今以上にシミの症状の悪化を防いだり、新たにシミが発生するのを予防したりできるので、ぜひ意識してみてくださいね!
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