ニキビを悪化させてしまったり、無理矢理つぶしてしまったりすることでニキビ跡が発生してしまいます。
ニキビができてしまっても、跡が残らずにきれいに消したいと悩んでいる方も多いことでしょう。
では、どのようなケアをすることでニキビ跡をきれいにすることができるのでしょうか?
また、ニキビ跡ができないためにはどのようなケアをすれば良いのでしょうか?
そのような悩みを抱えている方のために、今回はニキビ跡の原因や、ニキビ跡を自力で消す方法をまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください!
今すぐに取り掛かれる方法もご紹介していくので、ぜひ毎日の生活習慣にも取り入れてみてくださいね!
ニキビが跡になる理由って?
なぜ、ニキビは跡として体に残ってしまうのでしょうか?
次々とできてしまうニキビ跡に悩みを抱えている方も多いことでしょう。
ニキビ跡にも様々な種類のものがあります。
赤みがかかっているものや茶色味がかっているもの、皮膚がデコボコの状態のものだったり、様々な種類のニキビ跡で悩んでいる方もいらっしゃるのではないですか?
このニキビ跡の差は一体どのようなことが原因なのでしょうか?
次に、それぞれのニキビ跡について原因をまとめてみましたので参考にしてみてください。
ニキビの原因菌が炎症を起こすと跡が残る
毛穴の中に皮脂が詰まり、菌が皮膚の中で繁殖してしまうことが原因で発生するのがニキビです。
ニキビはお肌の炎症が原因なので、皮膚はとても大きなダメージを受けています。
このダメージの大きさによって、後々のニキビ跡は変化していきます。
赤いニキビ跡は増殖した毛細血管
皮膚はダメージを受けることによって傷ついてしまい、それを修復しようと毛細血管を増量させます。
血流の量を増やして、ターンオーバーを促すために新陳代謝を活発にさせるんです。
もともと皮膚はとても薄いものなのですが、刺激を受けることによってさらに薄くなってしまいます。
新陳代謝が活発になるのは良いことなのですが、皮膚も同時に薄くなってしまうので跡ができてしまうのです。
そしてその薄くなった皮膚から毛細血管が透けて見えることで、赤みがかったように見えるのです。
赤みがかった状態であるならば、跡が残ったとしてもまだ初期状態なので治しやすいです。
人間の持っている自然治癒力はとても効果が大きいので、その状態のニキビ跡ならば治せる可能性が高いです。
しかし、何もせず放置しておくと悪化してしまう可能性があるので注意しておかなければなりません。
この状態の炎症に合ったお手入れはしっかりしないといけませんよ!
茶色いシミのようなニキビ跡は、色素沈着によるもの
シミのようなニキビ跡が残ってしまったと悩んでいる方はいらっしゃいませんか?
その状態のニキビ跡は、メラニン色素が沈着してしまったことか原因に挙げられます。
ニキビは炎症することで皮膚に多大なるダメージを与えてしまいます。
そのダメージから肌を守ろうと表皮の奥底にあるメラノサイトが細胞を活性化させてしまい、メラニンを大量に分泌してしまうのです。
紫外線の影響によってもメラニンは多く分泌されるのですが、お肌の炎症によってもメラニンが分泌されるので気をつけなければなりません。
よく、シミを予防するには紫外線対策をしっかりしようと言われますよね。
ニキビがより炎症してしまうと、大量に構成されたメラニンが皮膚の深い部分にある真皮層にまで影響を及ぼしてしまいます。
肌の奥までメラニンが到達してしまうと、なかなかニキビ跡を解消することができません。
いわゆるこの状態が色素沈着と呼ばれているものになります。
クレーターのようなデコボコは、肌に強い炎症が起きた結果
ニキビの炎症が悪化してしまうと、ニキビの原因であるアクネ菌が皮膚のあらゆる組織を壊しながら増殖してしまいます。
この状態から守ろうと、炎症を食い止めるために白血球が皮膚の細胞を破壊して、防御反応を示します。
この防御反応が真皮層で発生してしまうと、ターンオーバーがしにくく、お肌を均一に再生することができなくなってしまうのです。
ニキビの刺激によってダメージを受けた部分と受けていない部分の2つに分かれてしまいます。
お肌の状態が2つに分かれてしまうことでターンオーバーのペースを乱すことになり、クレーターのような状態に陥ってしまうのです。
しこりになって目立つのは、繰り返し同じ場所にニキビが出来たから
まれに、ニキビができたところにしこりのようなものができる事があるようです。
謎のしこりに悩みを持った方も多いのではないでしょうか?
これは同じ場所で炎症を起こし続けたり、化膿してしまったりしたことが原因で、コラーゲンが過剰に構成されたためにできてしまうものです。
ニキビが化膿してしまうと真皮層にまで影響を及ぼしてしまい、ターンオーバーのサイクルを乱してしまうのです。
そのことが原因で多量に構成されたコラーゲンが固くなって、しこりのように肌に現れてしまうのです。
特に、顎の部分やフェイスラインにできやすいという特徴を持っています。
ニキビ跡のタイプによってスキンケアを変える!
上記では種類別にニキビ跡の原因を説明していきました。
では、これらを治すためにはどのようなスキンケア方法が効果的なのでしょうか?
炎症の段階によってスキンケア方法が異なってくるので、自分のニキビの種類によって変えなければなりません。
それでは、具体的にどのようなスキンケア方法が効果的なのか説明していきますので、参考にしてみてください!
赤みを持っているニキビ跡
ニキビ跡が赤みがかっている方は、今起きている炎症をなるべく早く抑えることが大切になってきます。
そして、お肌の新陳代謝を促し、ターンオーバーのサイクルを整えることも大切です。
ニキビの炎症が皮膚の奥底までどんどん侵食してしまうと、その影響でニキビ跡が悪化して消えにくくなってしまいます。
スキンケア用品では抗炎症成分であるグリチルリチル酸ジカリウムやビタミンC誘導体が含まれているものを選ぶようにしましょう。
ダメージを受けてしまった肌は、これ以上外部からの刺激を受けないために固くなってしまうので、成分が奥まで浸透しにくいです。
これらの成分に加えて保湿効果のある化粧品を使用し、肌を柔らかくしてあげるのもオススメです。
化粧品を選ぶ際には美白成分と保湿成分の2つが入っているものを選ぶと良いでしょう。
色素沈着しているニキビ跡
色素沈着まで症状が進んでしまった場合は、美白成分が配合されている化粧品を使用することをおすすめします。
美白効果のある化粧品を使用することで、色を薄くしてくれ、さらには新たに作られたメラニンが沈着してしまうのを防いでくれる効能もあるんですよ!
また、保湿成分が含まれている化粧品を使用することで、肌の新陳代謝を促進させ、ターンオーバーのサイクルを整えることができます。
ターンオーバーの活動を促し、新しい肌に生まれ変わることで内部で起きた色素沈着も次第に改善されていきますよ。
では、どのような成分が効果的なのでしょうか?
具体的に挙げていきますと、
- ビタミンC誘導体
- ハイドロキノン
- プラセンタエキス
- トラネキキサム酸
このようなものになります。
化粧品を購入する際はこれらの成分が入っているかどうか確認して、購入すると良いでしょう。
クレーター状になっているニキビ跡
正直に言いますと、ここまで症状が悪化してしまった場合は自力でニキビ跡を治す事は難しいです。
しかし、治すことはできませんが目立ちにくくさせることができます。
ニキビ跡を目立たせないために必要な事は、お肌に潤いとハリを与えてあげることです。
そうすることで肌にできたデコボコを目立たせにくくすることができます。
化粧品を使用する際には保湿成分が多く含まれているものを選んでください。
具体的な成分を挙げますと、
- ヒアルロン酸
- セラミド
- スクワラン
- コラーゲン
などがおすすめです。
これらの成分が多く含まれているものを使用し、毎日のお手入れを頑張ってみて下さい!
もし、このようにしっかりお手入れをしていても症状が改善されない場合は、病院に行って相談した方が良いでしょう。
専門医に相談することで、的確なアドバイスをもらうことができますよ。
生活習慣の改善も大切
様々な種類のニキビ跡を説明していきましたが、どのタイプのものにもターンオーバーのサイクルがしっかり整っていることが重要なポイントです。
スキンケアで外側からだけケアするのではなく、ターンオーバーで肌の内側からもしっかりケアしなければなりません。
ターンオーバーが正常に働くことでお肌の自己再生機能も上がるので、肌トラブルで悩むことも少なくなりますよ。
まずはこれらを整えることで、スキンケアの基礎が出来上がります。
ターンオーバーを正常に働かせるためには、生活習慣を改善して体の新陳代謝を活発にしなければいけません。
ちょっと生活習慣に変化を加えるだけでも、毎日の積み重ねが大きな差になるので、皆さんも一度生活習慣を見直してみてくださいね。
睡眠不足
皆さんもご存知の通り、午後22時から午前2時の間はお肌のゴールデンタイムと呼ばれています。
この間に成長ホルモンが分泌され、お肌のターンオーバーが行われているのです。
成長ホルモンは新陳代謝を高める働きを持っているので、この時間帯は睡眠をとるようにしましょう。
もちろん、社会人の方は平日は会社がありますから、夜の22時に寝るのは難しいかもしれません。
そのような方は午前0時までには寝るようにしたり、休日だけでも夜の22時までに寝るようにしたりなど、ゴールデンタイムには睡眠を取れるようにしてみてください。
食生活の乱れ
普段どのような食生活を送られていますか?
アルコールや塩分の高いもの、油っぽい物などを摂りすぎてはいませんか?
たまに摂取する分には良いのですが、日常的に摂取してしまうとお肌には良くありません。
ビタミンやミネラルが不足していると肌トラブルが起きやすいです。
野菜中心の食生活を心がけ、美肌を目指しましょう!
このような食生活がストレスに感じる場合は、月に1回や2週間に1回、好きなものを食べるなどしてストレスがたまらないように工夫してみてくださいね!
運動不足
最近では運動不足を自覚している方が大変多いようです。
皆さんは普段どれぐらい運動をしていますか?
実は軽い運動でも、新陳代謝を高めることができ、ターンオーバーも促すことができるんですよ。
エレベーターをやめて階段で歩いたり、会社の一駅か二駅手前から歩いたりなど、小さいことからでいいので毎日続けてみてください。
継続して毎日運動をすることで、お肌がきれいになるだけではなく、体の健康にもつながるのでメリットがたくさんあるんですよ!
いきなり激しい運動をする必要はありません。
運動が苦手だという方も、少しずつ始めるようにしてみましょう。
ストレスのたまりすぎ
ストレスはしっかり発散していますか?
ストレスは心の問題だからと言って、お肌には関係ないと思っている方も多いのではないですか?
それは間違いです!
ストレスを溜め込みすぎてしまうと逆に新陳代謝を低下させてしまうんですよ!
毎日ストレスのない生活を送るのはなかなかに難しいことですが、そのストレスを減らすことはできます。
皆さんにはストレス解消法はありますか?
体を動かしたり、映画を見たり、音楽を聴いたり、大きな声で叫んだりなど様々なストレス解消法があります。
自分にあったストレス解消法を見つけて、体の中にストレスをため込まないようにしてくださいね!
特に、軽く体を動かす事は気分も晴れやかになりますし、新陳代謝も上がるのでオススメですよ!
まとめ
今回は多くの方が悩みを抱えているニキビ跡について説明していきましたが、いかがでしたでしょうか?
ニキビ跡にも様々な種類があり、それぞれに原因は異なります。
もちろん、それに対してのお手入れ方法も異なってきますので、自分のニキビ跡がどのような種類のものなのかしっかり把握しておかなければなりません。
そのタイプに合ったケアをしていくことで、次第とニキビ跡を解消することができますよ。
今回の記事でまとめてきたものを参考に、ぜひ毎日のお手入れを頑張ってみてくださいね!
ニキビ跡を解消するために必要なことを紹介しましたが、この記事が皆さんのお役に立っていれば幸いです。
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